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婚約とは一組の男女が結婚の意志をかため、 約束をとりかわすことです。 ふたりの意志が確かなら、口約束でもかまわないわけですが、 新しく家庭を築くということは、社会ともかかわりのあることです。 正式に婚約したことを公表して、周囲の人達にも祝福してもらえば、 なおいっそう、ふたりの自覚もしっかりしたものになることでしょう。 この章では婚約を公表するスタイルを考えてみましょう。 | |||||||||||||||
キリスト教では、教会で結婚式を取り行ないます。司祭により、本人と証人、家族と友人などが立ち会い、誓約書にサインをし、記念品の交換などをします。 見合いから結婚に進む行程には、紹介者がいるため、お互いの事情なども分かって、スムーズに行きますが、恋愛から婚約に至るには、家族や周囲の人たちにも公認してもらうことが必要です。 また恋愛の場合は、見合いと違って、双方の家族や両親同士が会う機会はほとんどありませんから、顔合わせも兼ねた婚約式は、今後の両家の結びつきをより良くしてくれることでしょう。 双方の家族が向かい合う形で着席し、花婿となる人が司会をします。ふたりの意志の確認や、交際の経過、将来の設計などを話し、今後の指導などを改めて両親にお願いします。 この席で婚約記念品の交換もします。 婚約式は結婚の準備に入る頃がよく、挙式の半年前が適当と思われますが、場所によっては早くから予約でいっぱいの所もありますから注意しましょう。 かたくるしいのは苦手だという、若い人たちの間で人気があるのが、婚約パーティです。家族や親しい人たちを招いて、婚約を発表し、一緒に祝ってもらいます。その場合、まず結納を済ませてから、パーティを開きます。 会場としては、ホテル、レストラン、喫茶店などがあげられますが、両家のどちらかに集まって会食する、アットホームなパーティも良いでしょう。あまりおおげさにする必要はありません。昼間ならお茶にサンドイッチやケーキ。夕方になるならビールやワインにオードブルを添える程度で十分ではないでしょうか。 司会は仲の良い友人か、気軽に頼める学校の先輩などにお願いします。 ふたりの前途を祝し、温かい励ましの言葉と共に、社会的にも認められるのがなによりです。 婚約式や披露パーティやおこなっても友人、知人すべてを招待することはできません。そこで、社会的に礼を正し、多くの人に知ってもらうために婚約通知状を出します。書面の形式に特に決まりはなく、自筆でも印刷でもかまいません。 正式に婚約したこと、挙式の予定、それに仲人の名前も忘れずに書きます。近況の報告を兼ね、今後の指導をお願いするような、誠実感のあるものにしましょう。差出人は、本人達の連名が、二人の両親の連名のどちらかにします。 謹啓 風薫るさわやかな季節、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。 敬 具 平成○年○月吉日 婚約の証ともいえる記念の品をとりかわすのは、欧米の風習が定着したもので、わが国の結納にあたります。 品物にお互いの心を託して贈り、またそれを受け取ることで、結婚を承諾したという意思表示にもなります。 男性側から贈る記念品のベストワンはなんといってもエンゲージリングです。女性側からはネクタイピンやカフスボタン、腕時計などが一般的ですが、前もって希望の品を相手方に伝えておくと便利です。二人で相談するなどして、よりよい記念となるものを選びましょう。 交換の場としては婚約式の席上、あるいは結納と同時にということもありあます。 また婚約記念品の交換をもって正式な婚約とするなら、進呈目録を添えるのが正式です。 ジュエリーは高価で記念にのこるもの。伝統、信用のあるお店が一番。 | |||||||||||||||
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